• 検索結果がありません。

会議録概要 つくば市 | 市民ワーキングチームの活動報告

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "会議録概要 つくば市 | 市民ワーキングチームの活動報告"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

つくば市自治基本条例・第4回市民ワーキングチーム会議《概要記録》

平成22年10月14日(木)19:00~21:00

つくば市役所2階・防災会議室

◆テーマ:「自治基本条例」を自分達の言葉でわかりやすく表現してみよう

1.はじめに

○あいさつ

○今回の進め方について

今井:8月~9月の3回は、ウオームアップ期間として、関係者がお互い知り合うことや、これ

から何をするかということの確認をやってきた。今回からは、自治基本条例の内容につい

て考えるという段階に入っていきたい。

・今日は、まず「自治基本条例って何だろう?」ということについて話し合いたい。

・また、今回欠席の委員さんには、意見を事前に出していただいている。その意見は、事務

局の方にテーブルに入っていただき、ポストイットに書いていただき、皆さんの話し合い

で活かしていただきたい。

2.前回の話し合いの振り返りと今回のテーマについての話題提供

○前回の振り返り

今井:前回、松下先生から学んだことについて振り返りをしたい。

【今なぜ、自治基本条例か?(1)】

・自治基本条例の発想の由来の一つはアメリカの自治憲章。アメリカでは住民が必要に応じ

て市をつくる。その時、市の仕組みや運営のルールを自分達でつくる。

・一方、日本では地方分権と言われるが、現在の法制度では役所や議会の基本的なつくり方

〔組織原理〕は決められない。では、自治基本条例をつくる意味はないのか。

・そうではない。市民が自分達のまちを良くするために考え、行動するための基本的考え方

〔行動原理〕の 問い直しが始まっている。

【今なぜ、自治基本条例か?(2)】

・市民がお任せでなく、まちのために力を出す、議会・行政が市民のために働くための仕組

みがないと、今後の苦しい時代を越えられない。

・これからは、最大の資源である“人”を地域で興していくことが大事。

・まずは今、みんなが元気になる「行動原理」をつくる。次の段階には地方自治法の大改正

により「組織原理」の見直しも必要になるだろう。

・自治基本条例づくりは“まちおこし”である。

【自治基本条例の効果とは?】

・条例をつくった後にビフォー・アフターのように劇的な変化があるわけではないが、自治

基本条例づくりの動きも含め、 市民・行政・議会で元気が伝搬しているまちがある(例:

流山市など)。

(2)

【今ある市の条例等との関係は?】

・現行の市の条例等の検討は不可能。今回の自治基本条例の検討では、基本的なまちのあり

方・目標を考える。個別の条例については、自治基本条例に沿って当事者がその時に考え

ればよい。

【協働とは?】

・市民も行政も議会も、それぞれ当事者として力を発揮する。そのためには、今回の条例づ

くりでも一緒に話し合い、お互いの立場を分かり合う必要がある。

・「協働」とは、一緒にやることだけでなく、それぞれが力を出すこと。

【流山市の条例づくりの特色は?】

・まずは市民ががんばった。市民ががんばったら、議会もがんばるようになった。行政もが

んばった。自治基本条例をつくったから、みんなが元気になったのか、みんなの勢いがあ

ったから自治基本条例ができたのか、どっちかわからないが、そういうまちは元気な様子

が見える。

【自治基本条例を、みんなの条例にしていくには?】

・抽象的で難しいテーマなので、関心のある人は限られるのは仕方ない。やるべきは、輪を

広げていくこと。みんなに問いかけ、働きかけながらつくっていくことが大事。

・人生の中でも、まちのことに関われる時、関われない時がある。気持ちはあっても関われ

ない人もいる。まちへの気持ちをつくり関われる時に関われる仕組みをつくることが大事。

【私たちは何から始めればいいの?】

・どうしたらまちが元気になるか、みんなで書き出し、整理する。それを続けていくと徐々

に見えてくるものがあるだろう。まずは3ヶ月、やり続けてみよう。

・自治基本条例は“こうしたら、まちがよくなるよね”の集大成

【まとめ】

・新たな学びは、次の段階へ進むためのまた新たな問いを生み出します。前回の学びを活か

して、さらに歩を進めていきましょう。

3.グループで聴き合い・話し合い:「自治基本条例」って何?

○話し合いの進め方

今井:今回は、2つの切り口から話し合いを進めたい。

①つくば市の皆さんにとって「自治基本条例」とは何でしょうか?

身近な人に、自分の言葉で説明するとしたら、どんな言葉で説明しますか?

②そのようなものが、今なぜ、つくば市で必要なのでしょうか?

身近な人に、どのように説明したらいいか考えてみましょう。

・今日は、皆さんそれぞれの言葉で、自治基本条例とは何か?ということを、色んな角度か

ら表現するということをしてみたい。

○グループで聴き合い・話し合い

(3)

4.グループの発表を聞き、さらに全体で考える:「自治基本条例」って何?

○各グループより発表 ※グループワークの結果は別紙

【1班】

①つくば市の皆さんにとって「自治基本条例」とは何でしょうか?

・キーワードで言えば、「元気になる条例」、「みんなが楽しくなる条例」、「まちづくりの基

礎」あたりが、最後にみんなで話し合ってチェックを入れたもの。もう一つ、「市長や議

員だけでなく、市民が自分たちのまちをつくるための条例」。あとは、「自分たちも市の

一員なんだと自覚できるような条例」になるといい。

②そのようなものが、今なぜ、つくば市で必要なのでしょうか?

・大きくキーワードで分けると、「地域」と「文句」。

・「文句」からいくと、行政任せではダメだということが大きくて、市民協働とか、一方的

に押しつけるものではなく、助け合ったりしていけるようにすることができるような、

そういう条例をつくっていくということ。

・もう一つの「地域」は、旧住民と新住民の考え方、意識の違いなどのギャップを埋めて

いく条例づくり、条例の内容になるといいなということ。そういった話の中で「地域」

というくくりになった。

【2班】

①つくば市の皆さんにとって「自治基本条例」とは何でしょうか?

②そのようなものが、今なぜ、つくば市で必要なのでしょうか?

・まちに無関心なのではないか。それを愛着を持ったり、誇りを持ったり、好きになった

りという方向にできないか。そういう気持ちの入った柱、仕組みが必要。

・色んな人がいて、色んな地域があるという話も出た。外国人や学生など、色んな人がい

て、色んな地域が合併している。そういう色んな人達を「つなぐもの」が必要なのでは

ないかということで、「かすがい」とか「ハブ」といったキーワードが出た。市民と市民

だけでなく、市民と行政とか、大学や研究所や企業など、つくばにある色んなものをつ

なぐもの。

・もう一つは、「新しい出発点」が必要かなという話が出た。新しい市庁舎ができたり、T

Xが開通したりしている。また、「地方分権」ということが叫ばれている中で、つくば市

の新しい出発点として、どうしていくかというものが必要という話も出た。

・キーワードとしては、「元気」、「愛着」、「つくばをもっと好きになる」、「つくばをもっと

良くしたい」ということ。

○全体で話し合い

今井:2つの班の発表を聞いて、お互いに気がついたことなどは?

2班:結局、話していることは似ていると思った。同じ。

1班:思いは一緒だと思った。

今井:これからの展開も考えると、今日のようなことを、色んな人とやっていくことが大事だ

(4)

の人と共有できるかということが大事だと思う。

・その時に、自治基本条例というのが敷居が高いと思われるのでなく、自分にも関係があ

ることとして、一緒にこういう形で話ができる機会をつくり、色んなテーマを通して、

まちがどうやったら良くなっていくかについて話し合う中で、「一緒だな」と思えるよう

なキーワードをどんどんためて、整理していくと、みんなで共有できる自治基本条例の

もとができていくのだと思う。

・今日の成果は、今後に活かせるような形に整理したい。ニュース4号という形にして、

他の市民、市職員、議員の皆さんなどとも共有していきたい。

5.おわりに

○次回の案内など

今井:今後のことについて皆さんに相談したい。

・次回、第5回は、10月28日(木)で、テーマは「市民」について(注:実際は、第

4回の続きで「自治基本条例とは?」)、第6回は、仮のテーマとして「つくば市の自治

の担い手」としてある。

・問題は次で、他の市民の皆さんも集めて行う「ワークショップ」を11月後半あたりに

できないかと考えている。なるべく早い段階で、なるべく多くの人と対話しながら、様々

な角度から話し合いができないだろうか。例えば、今日のような話を大勢でやってみた

り。平日なら夜、休日なら昼間になると思うが、11月22日~28日の週あたりでで

きないだろうか。

・1回目のワークショップは、皆さんにとっても初めてのことなので、外へ出ていくので

なく、市役所に集まってもらう形でやればと考えている。第1回なので、やるからには

成功させたい。なるべく大勢の方に集まってもらえるように、日程などを検討したい。

・今日、決めなくても良いが、次回あたり決められるようにするためのご意見をお聞きし

ておきたい。

委員:11月28日(日)は、つくばマラソンがある。

委員:ターゲットを誰にするかによって変わるだろう。

委員:11月27日(土)は、豊里のゆかりの森でクリスマスイベントがある。イルミネーシ

ョンの点灯式。

委員:他の人を呼ぶなら、年配者ばかりなら平日でもいいが、若い人にも来てもらうには、比

較的、祭日がいいのでは。

今井:11月23日は祭日(勤労感謝の日)

委員:平日の金曜日の夜とか。

今井:傍聴者の方はどう思いますか。

傍聴者:平日の夜は、なかなか来ないのでは。

委員:休みの日に予定のない人が、「ちょっと行ってみようか」というのはあるかも。

委員:平日の夜というのは、一般の人は食事の問題とかもあって、集まりにくいのでは。

今井:とりあえず、11月23日(祝)を、第一候補にしてみるか。2時間くらい。

委員:帰りにイーアス行こうかとか。

(5)

委員:イーアスホールでイベントがあるかも。

今井:一応、仮日程として、11月23日としたいが、事務局の方はどうか。

事務局:いいと思うが、23日は、市役所が会場として使えるかどうか確認する必要がある。

祭日の庁舎管理の関係で。

今井:色んな制約や可能性があると思うが、日程や会場など、詰めていきたい。

○確認事項など

参照

関連したドキュメント

無愛想なところがありとっつきにくく見えますが,老若男女分け隔てなく接するこ

もっと早く詳しく報告すべきだったのだが、今日初めてフルヤ氏との共同の仕事の悲し

に関して言 えば, は つのリー群の組 によって等質空間として表すこと はできないが, つのリー群の組 を用いればクリフォード・クラ イン形

ポケットの なかには ビスケットが ひとつ ポケットを たたくと ビスケットは ふたつ.

に関連する項目として、 「老いも若きも役割があって社会に溶けこめるまち(桶川市)」 「いくつ

目標を、子どもと教師のオリエンテーションでいくつかの文節に分け」、学習課題としている。例

を行っている市民の割合は全体の 11.9%と低いものの、 「以前やっていた(9.5%) 」 「機会があれば

本部事業として「市民健康のつどい」を平成 25 年 12 月 14